美術館ではさまざまな人々が働いている
美術館ではさまざまな人々が働いている。館の運営全般に関わる事務系の職員の他に、研究のための専門職を置くのが普通である。この専門職は、日本の博物館法では学芸員と呼ばれる有資格職種が、これに相当する。また美術品の保存・修復の専門家や、美術館における社会教育の専門家を置いている館もある。美術館は博物館の一分野にあたるため、日本における所轄法令は、博物館法となる。ただし、日本の博物館法は国立(独立行政法人含む)の施設を対象外としていたり、学芸員を置かないなど、博物館法上の基準に合致せず、博物館として登録されていない美術館も多い。こうした博物館法上の施設と、実質的博物館施設が乖離している現象は、他分野の博物館にもあてはまるものが多い。
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美術館では必ずしも私語厳禁ではなく、二人以上で感想を述べ合うことに美術館側は寛容であることが多い。メモを取る場合は、基本的には鉛筆のみ。ペン類(万年筆など)は禁止されている場合が殆どである。目玉の作品は順路の中盤から後半に置くことが多い。展示室では、入り口から見えたり、最大の壁にあったりする作品に美術館側の主力が注がれていることが多い。 写真撮影はフラッシュ光が美術品に悪影響を与えるとされ禁止している美術館が多い。スケッチ等の複製行為はインク使用の筆記具の禁止、混雑時の禁止の条件があるが認められることがある。何れの行為も著作権法上の私的複製であったとしても、美術館の館内管理権限によって禁止されるのであれば従うべきものである。